私たちがただひとつの義務として感じでいることは
私たちのめいめいが全く自分自身になり
自分の中に働いている自然の芽生えを完全に正しく遇し
その心にかなうように生き
不確実な未来がもたらすいっさいのものに対して
準備しておくようにすることだった。
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「振り返ってたずねてごらんなさい
自分の道はそれほど困難だったか
ただ困難なばかりだったか
同時に美しくはなかったか
自分はより美しい、より楽な道を知っていただろうか、と」
(中略)
「例の夢がくるまでは困難でした」
(中略)
「人は自分の夢を見出さねばなりません
そうすれば道は容易になります
でもたえず続く夢というのはありません
どんな夢でも新しい夢にかえられます
どんな夢でも固執しようとしてはなりません」
(中略)
「その夢があなたの運命であるあいだは
あなたは夢に忠実であらねばなりません」
(中略)
「あなたの運命はあなたを愛しています
あなたがたえず忠実であれば
夢に見るような運命が
いつかは完全にあなたのものになるでしょう」