「はみだしっ子」三原順より

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「山の上の吹く風は」アンジー

白雪姫のおっかさん、

あんたとやけ酒飲みたいな!

あんたは摂っても正直な上に努力家だったんだけど、

我慢するか、白雪姫を殺るか、その選び方を間違えたと人はののしる。

けれど、おっかさん!

選ばなくてすむなら、選びたくなかったさね!

それでもオレは叫びたかったんだ ”何もかも望むままに欲しかった”

「山の上に吹く風は」シドニー

けど君が・・・

自分を軽蔑して否定するなら、

もうなんの肯定も出てこなくなるよ。

「もうなにも・・・」サーニン

バカだと思う? 一生懸命走る馬を・・・。

ゴールめざしてどんなに懸命に走っても

ゴールの向こうに何かあるわけでもないのに。

そう、バカかもしれないね。

ゴールを抜けてもどこに行けるわけでもないのにね。

そうして、それだけでボクはうれしくなっちゃうんだよ!

「ブルーカラー」サーニン

そうでしょう? ね!

でに南極ではうまくやれない人も

アフリカでなら・・・。

そう上手くはやれなくても・・・でも、何とかやっていける人かもしれないよね!

そういうことなんだ! ボクが・・・あの・・・。

「夢をごらん」サーニン

手を握るために握手するなら・・・

手を離すために握手することもあるだろう?

さようならの握手だよ――。

「つれて行って」サーニン(グレアム?)

ボクは父親が死ぬまぎわの頃は、笑ってばかりいたのだけれど、

ひどいと思う? 冷たいと・・・?

みんな口には出さなかったけど、不満そうだった・・・。

でもボクにはそれしかできなかったんだよ!

著者の他の作品からの引用で・・・

「笑うのもなくのも、ほかにどうしようもない時、人間がやることだ」って・・・。

それで・・・”この人もそんな時笑ったのかな”って。

※著者:カート・ヴォネガットJr

「もうなにも・・・」グレアム

敵対する者には、どれほどでもかたくなになれる心も

いることを、いるところを認めてくれる者には、それが難しいことを。

ねェアンジー、おまえ時おり泣きそうに素直な目で、

フーちゃんの前にいるじゃないか。

人々の中のボク達の位置・・・。

話を受けるなら、ボク達は自分のうち、何かが崩れ落ちる音を聞かなければならないかもしれないね、アンジー!

C.C.R

「Someday Never Comes」

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