言葉2

「人を憎もうと思えばラクに憎めるが、
愛は苦しい。人目を忍ばねばならない」

たぶん「あなただけ今晩は」より

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「女はいつも月に慰められる。月からひとつの言葉しか聞かぬ。
男はそういうわけにはいかぬ。男は月と話をする」

中略

月と話をするというのは、なんという孤独な作業だろう。
月に慰められるというのも孤独であるに違いなかったが、
月と話し、月が語りかけるいろいろな言葉を聞くというのは、
一層孤独であるに違いなかった。

井上靖「額田王」より

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「仕事に生きる女って、女を捨てていく。
いつか必要になるのに。
女共通の道は女になることだわ。
どんな道をたどろうと、いつかその道にたどり着く。
食卓に、ベッドに彼がいる。
それが女の幸せ。
それが無ければ女じゃないのよ。
どんな重要人物にや名士になっても、女じゃないわ」

「イヴの総て」より

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「何事も戦いだ」

「C階段」より

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「死ぬことを考えないと
大事なことをいつも後回しにする。
そして気づいたときには遅すぎる」

「ビジョン・クエスト」より

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芸術家は露出狂だが、
写真家はのぞき魔だ。

「ハイシーズン」より

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「私にとって人生とは、探し続けることよ」

「悶え」より

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「皆、間違いは犯す。大切なのはそれに気付いて、何かをすることだ」

「愛されちゃってマフィア」より

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「人を笑わせることほど難しいことはありませんね」

ジェリー・ルイスの言葉

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「愛なくば人は死ぬ」

「初恋」より

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「自由と安心は両立しない」

「高校教師」より

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「人の命を奪ってはいかん。それは神の仕事だ」

「刑事ジョン・ブック/目撃者」より

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「孤独に耐えられるようになった人は、いつでも恋ができるということだ。

自分自身の問題を解決できないうちは、おそらく恋人は見つからないだろうね。

愛してくれる男さえいれば自分の問題はすべて解決して何もかもうまくいく――そんなふうに思っていること自体が、既に問題なんじゃないかな」

「コスモポリタン ノーマン・メイラー インタビュー」’90.5.19

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私は家庭の主婦としては落第です。

それでもやはり私は家庭の主婦です、家庭の主婦です、家庭の主婦です、あなたの家庭の主婦です。

これは世界中で最高の職業です。

「富めるもの貧しきもの」アーウィン・ショーより

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恋はラテン語でアモール。

そこで恋からモール(死)が生まれる。

そしてその前に、心の悶え、憂い、

涙、わな、大それた罪、悔恨

「恋の格言」より

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言葉が人間に与えられたのは、

自分の意思を隠すためである。

マラグリダ神父、映画「赤と黒」より

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天才は1%のひらめきと99%の努力

トーマス・アルバ・エジソン

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失望するのと勇気をなくすのとは別だ

「ガラスの動物園」より

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「夏の陽射しにできる影って濃くて深いよね。

人生も濃くて深い影があれば、その裏には、輝くまぶしい光が絶対ある!」

「毎日が夏休み」大島弓子より

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「ニックはなぜ食わん」
「飢えの恐怖が好きだ」

「シャンペンを断るのは、人生を拒否することだ」

「ディア・ハンター」より

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「我々は語るにも最善を尽くすべきだ。だが分相応にしか語れないのだ」

「自然界の永遠の力。

川は常に低い方に流れ、季節はあまねく巡る。

北極と南極が入れ替わることもなく、明日もまた陽は西に沈む。

ありがたいことだ。

誰もそれを変えようとはしない。なぜならこの世はまあまあの出来だから」

「天国の門」より

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「個性の強さは協調性と反比例しますから」

「カメレオン・マン」より

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「死人は愛しやすい。欠点がないから」

「傷が消え去るのではない」
(中略)
「傷は残って指輪のように体の一部になる。
傷があることに慣れてしまう。
慣れるけど、忘れはしない」

「トーチング・トリロジー」より

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「人生は神が催した大きなパーティー」

「トークレディオ」より

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「底なしの淵をのぞき込んで何も見えない時、
人間は自分の本当の姿を見る。
それで淵に落ちないで済むのだ」
「ウォール街」より

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「生きる目的を探そう。不幸にも必ず終わりがある」

「タンゴ・ガルデルの亡命」より

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「死んだ方が幸せだったかもな。死んだ人間は決断を下す必要がないからね」

「敵・ある愛の物語」より

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「幸せを感じて一番いいことは、もう不幸にならぬと思うことだ」

「蜘蛛女のキス」より

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「陥ってならぬのは、まやかしの安心である」

「偶然の旅行者」より

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「大切なのは自分の人生を生き続けること」

「美しすぎて」より

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「どんな愛も決して無駄じゃないのよ。

愛はあなたの心を震わせたわ。

愛や夢や希望は決して消えはしないのよ。

(中略)

人生はいつだってうまくいくものなのよ」

「人は誰かを愛さずにはいられん。

ドレスと同じさ。

どうしても欲しいドレスがある。だがそれは高すぎたり美しいが縫製が悪かったり
値段も縫製も申し分なく美しいドレスだが、全然似合わなかったり。

結局君は別のを買わなきゃならん。

裸じゃ街を歩けんからね。みんなが裸になったら、商売あがったりだ」

「ゴールデン・エイティーズ」より

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人間は信じている時には結果など気にかけずに行動する。

勝とうと負けようと問題ではない。<しなければならないことをしろ!>

「人生で一番大切なことは、己の義務を果たすことだ」

親子の間の絶対的な親和ほど難しいものはない。

たとえ両者が互いにこの上もなくやさしい愛情を持っている場合でもそうだ。

なぜなら、子の方では敬意を抱いているために、かえって心の中を打ち明ける勇気がくじけるし、

親の方では年齢と経験の点において勝っているという、しばしば間違った考えのために、時として大人の感情と同じように興味があり、またほとんど常により、一層真摯である子供の感情を十分な真面目さで考えてやらないからである。

ちょっとしたことで慈しみ合っている人間も間を裂かれるものだ!

あまりにも強い口の利き方、不器用な身振り、目や鼻を痙攣させる罪のない癖、食べ方、歩き方、笑い方、なんとも分析しようのない肉体的な不快感、、、

そんなものはなんでもないと人々は考えている。

だが、それがたいしたことなのである。

それだけのことで、しばしば母と子が、兄と弟が、ごく親しい友と友が、永久に他人となってしまうのだ。

人間を作るものは思想よりも体質だからである。

人間相互の間に理知によって、どんな人為的なあるいは実際的な区別がつけられようと、人間同士の大きな区別は健康な人と不健康な人とである。

「もし信じていなければ、生きていけないはずだ」

「ジャン・クリストフ」より

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「愛は人を野獣にすることもある。醜い人間を美しくすることもある」

「美女と野獣」より

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都会は、帰る場所がないものにとっての故郷なのだ。

「だってエディ、誰だって死ぬじゃないか。(中略)死ぬ時が来たら死ねばいい」

「天使が降りたホームタウン」より

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「幸せなんて思うようにはいかないわ」

「月の輝く夜に」より

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「一週間で終わる生涯の恋もあるわ」

「ミステリー・トレイン」より

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「人生は祭りだ」

「8 1/2」より

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「生きるって大変なことだわ。それも、取り残されるなんて」

「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」より

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「自分のすることを愛せ」

「ニューシネマパラダイス」より

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喜び、狂おしいばかりの喜び、存在しているすべてのものを、存在するであろうすべてのものを照らす太陽、ものを創造する崇高な喜び!

創造するよりほかに喜びはない。創造する人以外に生きている人はない。

あとの人はみな、地上に漂っている。

生命とは無関係な影だ。生のあらゆる喜びは、恋愛にしろ、才能にしろ、行動にしろ、すべてこれ創造の喜びだ。

人間の精神は弱くて、純粋な真実にはなかなか順応できない。

人は理性で創造するのではない。必然的なものに押されて創造するのだ。

自分はどこにいるのか、自分はだれなのか、自分はいかなる時代に生きているのか。幾世紀以来自分はこんななのか、もはやわからなくなる。

「芸術は話すものではありませんよ。作るものですよ」
「作ることができない時には?」
「そうしたら、それは他人に任せればいいんです」

本当の芸術家は自分の作品の将来など気にしないものである。

「ジャン・クリストフ」より

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「終わりが来た時が寿命ですから」

「月が波間に銀河をばらまいています。あれは決して使えない宝です」

「八月の鯨」より

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「愛を知らないのは不幸なもんだぞ」

「にんじん」より

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